選ばれる理由

ご挨拶 当法⼈は、重い⾝体に障がいのある⽅を対象とした⽣活介護事業所 あんずの家を、1998年7⽉1⽇から１法⼈１施設で⻑年運営をしてまいりました。 私も開所時より、微⼒ながら、⽣活や活動の⽀援をさせていただいてきましたが、ここ数年、介護者様の⾼齢化、利⽤者様の重症化、重度化により在宅⽣活が困難なられるケースに度々直⾯してきました。 そのたびに「あんずの家に泊まりの機能があったらいいのになぁ」「将来、私達（親御様）がいなくなったら、この⼦はどうなるんだろう…」といったお声や、「医療的ケアが必要なため、短期⼊所を利⽤したくても受⼊先が⾒つかりにくい」といったご相談も多く寄せられるようになりました。
そうした利⽤者様やご家族様からの様々なお声にこたえるために、計画から４年がかりで完成したのがグループホームしらさぎです。グループホームというと、⼀般的にはある程度 ADLの⾃⽴された軽度の障がいの⽅が利⽤をされるというイメージをお持ちの⽅が多いのではないでしょうか しかし、グループホームしらさぎでは、当初より重い障がいのある⽅にご利⽤していただけるよう計画を進めて参りました。 オムツ利⽤の⽅や重症⼼⾝障がいの⽅、⼊浴や⾷事において全介助の⽅、さらには看護職員も配置し、浣腸や摘便が必要な⽅にもご⼊居いただいております。 加えて、定期的に医師、⻭科医師の往診もあり、安⼼して⽣活を送っていただけます。 また、短期⼊所においては、吸引や胃ろうの⽅にもご利⽤をいただいております。 ⽀援する側、⽀援される側を越えて、⼈と⼈との真摯な向き合いの中にこそ、⾒える喜びや幸せがあると思っております。 「家で普通に⽣活しているような空間」を提供できるよう、職員⼀同⼀丸となって取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 グループホームしらさぎ管理者 児⽟美佳